[運用コラム]資産運用のリスクを分散できるファンドラップの魅力

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資産運用において重要なのはリスク分散です。なぜなら、同じ商品もしくは同じような傾向の商品に資産の全てを投資していたら、その商品や市場が重大なリスクに直面したとき、大きなダメージを受けてしまうからです。リスク分散のためには、異なる資産に投資を行なったり、異なる国や業種にまたがって資産を保有したりすることが重要です。

何に投資するかはもちろんですが、その組み合わせ方も大切になってきます。資産をどのような種類別にどれだけ保有しているかが分かるポートフォリオを見れば資産構成が一目瞭然なのですが、このポートフォリオは慣れていないと作成が難しく、資産を入れ替えるたびに書き換えをしなければいけないので個人で行うにはかなり面倒です。資産運用に関する面倒なことを全てプロに任せられるファンドラップを利用するといいでしょう。

三井住友信託のファンドラップでは、無数にある資産配分の中から投資理論に基づいて効率的な資産配分を導き出し、利用者のリスク許容度を5段階で判定した上でふさわしいポートフォリオを提案しています。投資信託をメインに、内外の株式や債券などはもちろん、不動産投資信託(REIT)やコモディティ、個人投資家では投資するのが困難なヘッジファンドなどの「オルタナティブ資産」にも幅広く対応しています。これらは伝統的資産と呼ばれる株式や債券とは値動きが異なり、資産全体のブレ幅を抑える効果が期待できます。

リーマンショック時など市場環境が大きく変わるときには、多くの資産が同時に値下がりすることもあります。三井住友信託ファンドラップではあらゆる市場環境でリターンが確保できるよう、手法の分散も行います。相場の変化に応じて資産の割合を調整するリバランスも行い、リスクをコントロールしながら収益が見込めるようにメンテナンスしています。

資産運用の経験がなく「何をどうしていいのか分からない」という方でも、投資経験が豊富で「保有資産が複雑になりすぎている」という方でも、手間なく資産管理を行う手段として活用できるでしょう。全体資産のコアとなる部分はファンドラップで守りつつ、さらなる収益機会を目指す投資は余裕資金で旬のテーマを狙う、というアプローチも可能です。